14 DAYS ACT 9.0

晩夏の北海道におけるカッパの汎用性の高さは異常だと思うんだ。
昨日の二の轍を踏むまいとジャージ+カッパ+寝袋の装備で寝たら至極快適。
ぬくぬくと涎ダラダラで4:45起床。すごいよカッパ。



キャンプ場付近を散策。石狩川にちょうど日が昇ってくる。
近くのコンビニで買った味噌汁をすすりながら川沿いでぼうっと朝日を眺めてみたり。
朝から温いものが口に出来るってのはこんなにも幸せなことだったのね。



R231を北上開始。
最強の防寒具カッパを羽織って断崖絶壁に穿ったトンネルが続く海岸沿いを走る。
交通量がほとんどないのをいいことにスーパーアニソン熱唱タイムに突入。
…すれ違うライダーが居なくて寂しかったんですよ?シーズンも終わりなんだなぁ。
時々立ち止まりながら珍名をカメラに収めたり。こんな感じです。


 
岩尾温泉に浸かったり、最北端の酒蔵を見学したりなど小休止を入れながら北を目指す。
増毛市街を抜けたあたりからすれ違うライダーが増えて何だか嬉しい。


留萌では様々な萌えを探してみました。例によってこちらで。


 
市街を抜けR232に入る。右手に日本海、左手に風力発電の風車を見ながら走る。
北海道+風力発電プラネテスを連想しニヤニヤ。こんにちは本当の僕。キモオタの僕。
R232は風力発電のメッカ。ちなみに風車のローターの直径は31m。デカイです。
羽幌郊外では30基以上の風車が一列に並んでいる光景を見ました。壮観。
クリーンなエネルギーが実際に稼動しているのを見てちょっと未来に居る感覚。



夕暮れが近付く。「日が沈む前に予定地・羽幌についたら俺の勝ち」との謎ルールを規定。
あっさり勝利。欲を出して今日中に次の街・初山別村まで距離を稼いでおくことに。


日没にギリギリで初山別村・みさき台公園に到着しテント設営完了。
晩飯を買いに行こうと街道沿いを走る。えー、コンビニが一軒もなんですが。


結局、隣の遠別町まで往復40kmの晩飯買出し紀行に出立するハメに。嗚呼。
長距離トラックがすぐ横を走り抜けていく。民家など全く無い街道を走ること数十分。
ようやくセイコーマートに到着。アツアツのカツカレーを購入し帰路に着く。
同じ時間をかけて宿営地に帰還。しょんぼりしながら何気なく見た公園内の地図。
…レストラン有るじゃん!もうね(ry


冷め切ったカツカレーは何だか涙の味がした。


まぁ、キャンプ場のすぐ隣にあった温泉『岬の湯』がすごく良かったからいいんですけどね。


■本日の結果

8505.3km→8715.1km 移動距離209.8km 消費燃料4.6㍑ 燃費45.6km/㍑